染まる24時間

会社の人が家まで送ってくれた。
これで3回目。

いつも通り、少し仕事の話をして、プライベートな話をして。
コンビニに寄って、少し笑って。
車を降りてから、いつも思う。
もう少し、こういう穏やかな時間があったらいいのに。
こうして笑っていられる時間を持てたら良いのに、って。
仕事と家の往復をするだけで、特に面白いこともなく。
なにかしようって思うのだけれど、特になにも思い浮かばない。

退屈な生き物。

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空が青いから、あっという間に死にたくなる。

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昨夜、6gから4gへ。
週末のうちに、0gまでやれないかな。
裂けてしまうだろうか。

never alone

少し痛ければ気が済むかなって、そう思った。
ピリッとした痛みに気付けたなら、冷静になれる気がした。
自分の身の丈を思い出せる気がした。
横柄になっていく自分を止められる気がした。
なのに、ちっとも痛くないんだもんな。
日々、口の中が苦いだけ。
そんなんじゃ、わたしはただ苦味に苦しむだけで、余計に駄目な奴になるだけなんだよ。

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ピアスを買った。
4g,2g,0g.
これで、きみとお揃いに出来るって。
そしたら、少しはこのいかれた脳みそも、少しくらいは満足してくれるって、そう期待して。
ああ、マディソンやりたいな。
タトゥーも入れたい。
この歳になって、今更肉体改造に憧れるとは。
愚かな。

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毎日毎日怖い。
優しい会社の人たちも、いつか迎える親父の死も、今まで以上の本当の孤独も。
嫌だ。怖い。

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どうして切るんだろうって、今夜もふと考えた。
これがSOSってやつなのかって、そんな風に少し思ったけれど、よくわからないや。
ただ痛みが欲しくて、身の丈を自分に思い知らせたくて、死ねない鬱憤をぶちまけて。
埋まらないハートのスカスカした感じを埋めたい。
せめて、誤魔化したい。

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会いたい。にいさん。

stay with me

雨だっていうのに、どうして仕事に行かなきゃならないんだろう。
なんて、そんな馬鹿みたいなことを思う。
わたしは外仕事でもなんでないのに。

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夢を見た。
どこかの山の岸壁のような所にいて、高いところから落ちる。
下から吹き上げてくる風に乗って、なんとか死なずに済んで。
脱出しなくちゃって思って岩が積まれて出来た塔のようなものに登ってみるけれど、それは崩れてしまった。

場面が変わって、電車の中にいた。
一緒に彼が乗ってた。心から愛した彼。
どこかに着いて、タクシーに乗って、どこかへ行く。
なんとなく、北海道のような感じがした。

そして、目が覚めた。

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毎朝おはようって言うと、きみはいつも通り応える。

ohayou! Moka! \(^o^)/

って。
なんだかそれが不思議な感じで、なんとなくその文面が微笑ましくて、くすぐったい。
ただのいつもの挨拶なんだけど、なんとなく。
きみがわたしの名を呼ぶ。
たったそれだけのことで、わたしの朝は容易く暖かいものに変わってしまう。
言葉って、本当にすごい。

水玉

時々、どうして外人とばかり話すんだろうって考える。
たぶん、彼らが日本人じゃないからだ。
わたしの声が日本人にとって怪しげであっても、彼らにとっては大した問題じゃない。
わたしの見た目が日本では不愉快なものであっても、彼らはそれほど問題にしない。
だから、でたらめな英語しか話せないくせに、外人とばかり話したがる。

たぶん、ちょっとしたわたしの居場所なんだな。

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気付いたら金が無い。
これは困った。
売れるものを全て売ってしまおう。
あと10日生きられれば、それで良い。

don't

最後に駄々こねたのはいつなんだろ。
誰かに甘ったるくもたれかかったのはいつだろ。

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仕事に脳みそを持っていかれて、センチメンタルボーイとなにを話したらいいのか分からなくなって、なかなか返信できなくなった。
そして、彼は言う。

俺はこういうことには慣れてるし、僅かな友達と話すから。月に二度三度ね。

なんて言い始めて、違うんだよって言いたくて、でもうまく言えなかった。
少しずつ開き始めた距離が怖くて寂しくて悲しくて、それはつまり孤独だった。
生まれて初めて

Please don't leave me alone 

なんて馬鹿なことを言った。
そして、彼は言った。

I won't leave you alone, as long as you want to talk and I don't bother you. 

彼らしいと思った。
彼はたぶんわたしと似てる。
こっそり " 弟くん " と名付けたいつかのあの子にも。
わたし達は寂しがりで、時折残酷で、怖がりだ。

Please don't go away

その一言が、今も脳みそに張り付いてる。
恋心ではなく、わたしはただ彼に依存している。

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頭が痛い。気持ちが悪い。

please don't go away

人として興味があるわけではないことを知っているから、時折戸惑う。
どう接したら良いのか、何を話せば良いのか。

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なんとなく、考え方が合うような気がする子と知り合った。
彼もまた、朝から晩まで話す。
もちろん、時差があるけれど。
珍しく、センチメンタルな雰囲気のある子。
友達は多くないこと、楽器を演奏するのが好きなこと、お料理を作ること、絵を描くのが好きなこと…
たぶん、彼は孤独だ。

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久しぶりに風邪を引いた。
仕事中、体が重くて仕方がなかった。
なんとなく頭も痛くて、ほんの数分、居眠りしてしまったような気もする。
比較的、暇で良かった。

I am wanting to be with you for real.

いつだってわたしが欲しい言葉は簡単なんだよ。
honeyは、それを容易く口にする。
your mine.って。
それは、所詮ただのお遊びだからだ。
でも、それでもいい。
わたしは、ただ誰かのものでありたい。
必要とされていたい。
それが、わたしの幸福なのだ。

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少しずつ楽になっていく。
彼が、彼の影がほんの少しずつ薄くなっていく。

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わたしは浮気癖がある。
本当にずっと一緒にいたいのは誰なのか、ちゃんと理解してる。
けれど、自分の感情を相手に真っ直ぐ向けるのが怖い。
わたしの気持ちが大き過ぎて、相手が潰れてしまうのを知っているから。
だから、わたしはその過剰分をどこかへ、なにかへ向けなきゃならない。

でも、honeyは、わたしが好きだと投げる前に言ってくれる。
わたしが好きだと言えば、同じように返してくる。
それ以上に返してくることもある。
それが、すごく心地良い。

愚かしい。
でも、これがわたしなの。