生きて死んでいく

うさぎが、死んだ。
わたしの誕生日に。

夜勤明けに親から連絡が来て、泣きわめいている親をなだめて、火葬の手配をして。
ひたすら、悲しくて苦しかった。
死んだことも、自分を責め続ける親も。

泣きたかったけれど、堪えなきゃならないんだって思った。
わたしは、少なくともこの女を支えなきゃならないって。

夜、わたしが誕生日だからってご飯に連れていってもらって、飲んで。

もう脳みそがよくわからないや。