誰かの願いが叶うころ

オージーの彼から電話が来た。
ここ数日忙しかったこと、どう解釈すれば良いのか分からなくて返信できなかったこと…。
まさか、連絡がくるとは思っていなかった。
驚いた。

れおちゃんは腕の中が良いって、そう言った。
わたしはそれをどう捉えたら良いのか分からなかった。
一緒に眠った夜みたいに、彼はわたしを笑わせた。
そして、いつもと同じように言う。

良かった、元気になったね。

って。

ーーーーー

先月末、Honeyから連絡がきた。
ここひと月くらい連絡をとってなくて、わたしに飽きたかなにかだと思っていたし、もう連絡はこないだろうと本気で思ってた。
だから、本当に驚いた。
訓練があったらしく、すごく忙しかったのだと、そう言った。
その1日だけで、またやり取りは途切れるだろうと思っていたけれど、どういうわけかそうでもなく。
よく分からない。

けれど、また話せて嬉しい。
好きとか嫌いとか、そういうことは関係なく、嬉しい。