マリリン・マンソン

昨日、また会社の人に家まで送ってもらった。
いつも通り仕事の話と、音楽の話。

USBかなにかに入れて渡せば聞けんの?

そう言ってくれたけど、本当に詰め込んでくれるのかな。
音楽って、なんとなくその人のことが少しわかるような気がしていて。
人の内面を言葉にして表すのは難しいけれど、その人が好きな音楽を聞くと、なんとなくその人の輪郭に触れることが出来るような気がする。
だから、とても楽しみ。
本当にもらえたらいいなって。
わたしも、適当に詰め込んで渡すんだ。
彼が気に入ってくれたらいい。


昨日、初めて沈黙があって。
でも、嫌な感じじゃなかった。
心地良かった。
話してる時、少しだけ顔をこっちに向けてくれることが嬉しかった。
車を降りる度に、なんとなく名残惜しく感じた。
好きなんだろうかって、考える。
でも、仮にそうだったとしても、それを否定しなきゃいけないわたしがいて、ああって。


彼はわたしよりずっと大人で、みんなに慕われていて、優秀で。
わたしのような奴は彼には不釣り合いで。

きっと、いつか素敵なパートナーを見つけて、最高の日々を過ごしていくんだ。
それは社内の女の子かもしれないし、外の子かもしれない。


嫌だ。